tron-Factory業務日誌

相変わらず日誌じゃない。

Googleドライブの容量を実質無限にする方法

自炊した本をスマホタブレットでも読みたいと思いGoogle Driveに入れていたが、容量が足りない。Googleアカウントは複数持てるから使い分ければ……と思ったが、スマホGoogle Driveアプリは一度に一つのアカウントしか開けないから、今開いているのと別のドライブに入っている本を開くときにはいちいちアカウントを開いて切り替える必要があり、面倒である。しかも、PC用の同期ソフトは3アカウントまでしか同時使用できないから、PC上のファイルとドライブ上のファイルで同期されないものが出てきてしまう。

どうしたものか……と考えて、共有を利用する方法に行き当たった。

turgenev.hatenablog.com

この記事によると、

  • Google Driveではショートカット(シンボリックリンク的)なものを作成して、元ファイルと違うところに置ける
  • これは共有ファイルに対しても利用可能で、この場合容量は元ファイルがあるアカウントでのみ消費される(共有されている側は消費なし)

らしい。これを使えば、複数アカウントのドライブ上にあるファイルを一つのドライブにまとめて管理できるということで、まさしく求めていたものではないだろうか。

具体的には以下のような手順を踏む。

  1. Backup and Syncでファイルをアップロード
  2. 容量を使い切ったら接続を切る*1
  3. メインのアカウントに共有する*2
  4. 各ファイルに対して、共有したものへのショートカットを管理するフォルダに作る
  5. 新しいアカウントで同期の設定をして、1に戻る

この方法の素晴らしいところは、共有ファイルに対してショートカットを作ると、そのファイルも同期の対象になって、メインアカウントと同期しているフォルダにダウンロードされるということ。つまりPC側のファイルも一元管理できる(その代わり、元ファイルと同期で現れたファイルとで2つ同じものが存在することになるので、容量を気にするなら元ファイルはちゃんと消さないといけなかったりするが)。

多少手間はかかるが、これでいくらでもファイルを置けるようになった。

 

*1:接続を切っても「マイドライブ」「パソコン」ともにファイルは保持されるはず。ちゃんと確かめてはないが

*2:上の記事によると「同期しているフォルダそのものを共有すると同期設定が消えるからしてはいけない」らしいが、どのみち設定は消すので関係ないと思う。多分……