【MDrummer】リズムパターンをMIDIキーボードでうまく鳴らす
MDrummerのリズムパターンはノートナンバー0を起点に並べられている。そのため、ノートナンバー36から96をデフォルトの範囲*1としている61鍵のMIDIキーボードでは、トランスポーズを使わない限りLONG BREAKとOUTROしか鳴らすことができない。
キーボードごとトランスポーズしてしまうと今度は他のパートの音を確かめたいときに困るし、いちいち切り替えるのは面倒すぎるので、なんとかMDrummer側の設定でMIDIキーボードから鳴らせる範囲にリズムパターンを動かせないかと思った。
結論、できる。
Settings内のMIDI SETTINGSにあるMIDI transposeを設定することで、MDrummer限定でトランスポーズをかけられるので、これでMIDIキーボードの鍵盤にリズムパターンが収まるように変更すればよい。
61鍵の場合、-36することで一番左の鍵盤がノートナンバー0相当になり、INTROの一番始めのパターンを鳴らせるようになる。
このとき、ちょうど全てのパターンが鍵盤内に収まる*2。
ベロシティによるパターンの切り替えもあるので狙ったパターンを自在にというのはまだ難しいが、ひとまず全てのパターンにMIDIキーボードからアクセスできるので、これだけでもかなり便利なはず。ただ、MIDIの10chを使ってDAWのシーケンサーでパターンを組む場合にも(おそらく)トランスポーズは適用されるので、その点は注意。具体的にはこれがズレる。
MIDI OUTを10chにすると自動でこれが出てくるので、気にせずに使うしかないか。